はちまるのカセットデッキはなぜか完全にSONY製だったのですが、唯一他社で使用されたものがビクター/JVC製のKD-A55。これは濱永氏所有のもので、喜志スタジオ以前、吉田マンション時代の第1〜第2シーズンに活躍しました(第3シーズンはTC-K555の投入やTC-D5Mの2台化で濱永氏が自室に引き上げたかと)。1980年頃、ちょうどメタルテープの普及と共にデッキの録音レベルメーターは針式からLEDに変わって行ったので、この機種は針メーター晩年モデルと言えるでしょう。メタル対応として開発されたセンアロイヘッド。そして何と言っても売りはビクター独自のノイズリダクションシステム「SuperANRS」。通常のANRSはDolbyBノイズリダクションと一応互換性があるということだったのですが、この「SuperANRS」は独自路線で他のシステムとは一切互換性無しでした。なもんで自己録再の一時的なやりくりにしか使用しなかったかと思います。当時は丁度ノイズリダクション戦争真っ盛り。他にDolbyCやdbxII、SuperD、Adres、ハイコムなんてものがありました。はちまるでは第2シーズンからdbxIIユニットをTC-K777に装着、またTC-K555搭載のDolbyCも使っていました。まったくオーディオ趣味の会ですなぁ(笑)。
