SONYはカセット・デッキTC-K777の人気を受け、そのクォリティを廉価で提供しようと開発されたのが、1981年暮れに発売されたカセット・テープ・デッキTC-K555です(写真中段)。これも発売当初はかなり衝撃的でしたね。Kシリーズ初のドルビーCノイズリダクション搭載の上、この価格帯で3ヘッドってのは業界初だったと思います。はちまるでは82年5月末頃「矢木氏が購入」=「Lスタに導入」されました。絶好調のソニーはその前年に、70年代から続いているハイクォリティデッキの形番「K」シリーズとはコンセプトの異なる「FX」シリーズの発売を開始しており、デジックデッキというネーミングでCMに三田寛子を使うなどして普及に努めていました。メタル対応+ドルビーCノイズリダクション+リアルタイムカウンターが売りだったようです。その最高峰がFX1010(写真下段)。82年、これも衝撃的な登場でした。製品自体もですが、矢木氏がいきなり持ってスタジオに現れたところなども。3ヘッドでほとんどの調整が全自動。操作部分は全てフラットパネルという、現在見ても先進的なデザイン。個人的には放っておくと勝手に電源が切れるのに感動してましたが。そして、一番上に乗っているのは、全ての番組収録の際にこれを見ながら時間調整していた、命綱のデジタルタイマーPT-D3です。写真のように、これら当時の機材が、そのまま現在も矢木氏宅に保管されているそうです。さすがに経年変化でTC-FX1010はパネルがミイラ化しておりますので、若かりし頃の写真を以下に置いておきます。